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空売りする前にチェックすべき2つのポイント

投稿日:2018年3月4日 更新日:

空売りしよう!の前に

チャートを見て、これは空売りでいけそうだ!と思ったとします。チャート的に良さそうな銘柄を見つけると今すぐにでも売りで入りたくなる気持ちは非常に良くわかります。ザラ場中に見つけたりすると特にその気持ちが強くなるものです。

しかしすぐに売りたいという気持ちは一旦こらえて、必ず確認しておくべきポイントがあります。それがこの2つです。

空売りする前にチェックするポイント
1.信用倍率が低すぎないか
2.逆日歩はついていないか

これらについて具体的に説明します。



1.信用倍率が低すぎないか

まず信用倍率は信用取組倍率とも呼ばれますが、以下がその定義です。

信用倍率の定義
信用倍率 = 信用買残 / 信用売残

つまり、信用倍率とは信用買残と信用売残の比率のことです。定義はいいとして、これは何を表すのでしょうか。その前に信用買残、信用売残について説明する必要があります。

信用買残とは、ある銘柄に対して全投資家が信用買で所有している株数であり、信用売残とはある銘柄に対して全投資家が信用売で所有している株数のことです。

信用取引には制度信用と一般信用がありますが、制度信用では6ヶ月以内の返済取引をしなければならず、一般信用では各証券会社で定められた期限までに返済取引をしなければなりません。いずれにしても信用買いは期日までに売らなければならず、逆に信用売りは期日までに買い戻さなければならないのです。これが意味するところは、信用買残は将来の売り圧となり、信用売残は将来の買い圧となるということです。

ここで信用倍率の定義に戻ります。

信用倍率は信用買残と信用売残の比率を表すものでした。例えば信用買残が10万株、信用売残が1万株であれば信用倍率は10倍となります。同様に信用買残が30万株、信用売残が60万株であれば信用倍率は0.5倍です。信用買残と信用売残が同数であれば信用倍率は1倍になります。つまり、こういうことが言えます。

・信用倍率が1倍より大きい ⇒ 信用買残のほうが多い ⇒ 将来的に売り圧が強くなる
・信用倍率が1倍より小さい ⇒ 信用売残のほうが多い ⇒ 将来的に買い圧が強くなる

通常は買い方のほうが多いので、大抵の場合信用倍率は1倍以上となっています。しかし中には売残が多く溜まっており買残を上回って信用倍率が1倍を下回っている銘柄もあります。このような状態を売り長(うりなが)と言います。売り長になるということは、今後株価が下がると予想している投資家のほうが多いということの表れであり、実際予想通り下がることも当然あります。しかし何かの材料などで売残の買い戻しが強烈に入ったとき、とんでもない踏み上げに合う可能性を秘めています。次項で説明する逆日歩も合わさると悲劇の始まりとなります。

したがってよほどの根拠がない場合は信用倍率1倍以下、特に0.5倍を下回るような銘柄の空売りは避けたほうが無難です。信用倍率は普段売買で使う証券会社のアプリを始め、様々なサイト等でも確認できます。できれば倍率そのものだけでなく買残、売残の数値を確認して普段の板の厚さに比べて信用残はどの程度あるのかを把握しておくと良いでしょう。

2.逆日歩はついていないか

逆日歩とは、空売りする人が増えて証券会社が投資家に貸す株が足りなくなった場合に、証券会社が投資家に貸すための株を新たに調達する際に必要な手数料を売り方全員で負担するというものです。

逆日歩は1株あたり何円という形で売り方に負担が発生します。多くの場合は1株あたり0.05円程度で負担としてはそれほど大きくないですが、中には1円2円5円などと高額な逆日歩がつくこともあります。空売りがうまくいく保証もない中みすみす逆日歩を払ってまで空売りすることはありません。

最も注意したいのは、逆日歩がついているにも関わらず株価は上昇しているケースです。

逆日歩がつくということはつまり証券会社に株が足りなくなるほど空売りをする投資家が増えているということです。にも関わらず株価が上がっていくのは空売りよりもさらに買い圧力が強いということです。この状態が続くと空売りの含み損と逆日歩負担に耐え切れず泣く泣く高値で買い戻す投資家が増え、その買い戻しによる株価上昇がさらなる買い戻しを呼び、ついでにイナゴも巻き込んで大踏み上げ相場が始まります。"売りの塩漬け"は出来ませんから、大きな損失を確定させなければならないこととなります。

したがってこのような銘柄は決して触ってはいけません。

まとめ

・空売りの前には一旦深呼吸して信用倍率と逆日歩を確認すべし。
・逆日歩付きの上昇株には触れるべからず。

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